前にアメコミ翻訳本初心者の方向けに書いた記事【初心者でも楽しめる】アメコミ翻訳本‼最初の一冊オススメはこれだ‼【MARVEL、DCどんと来いっ】が好評でございましたので本日は第二弾を執筆させていただきたいと思います。
やはり多くのキャラクターやストーリーが溢れているアメリカンコミックスなので初めの一冊って迷いますよね。安心してください。本日も最初の一冊にピッタリな作品をご紹介させていただきます。
是非とも参考にしていただき貴方のアメコミライフのお役に立てれたら嬉しいです。
ホークアイ
まずはこちらの作品。映画アベンジャーズで大人気となったホークアイの作品です。
弓の名手として有名なホークアイですが何か特別なパワーが有る訳ではなく、間違い無くアベンジャーズの中でも一番一般人に近い存在です。
そんなホークアイの作品にはヴィラン(敵)もミュータントや強力な怪物が出てくるのではなくギャングが出てきたり、すぐにピンチに陥ったりと凄く良い意味で庶民的です。
スパイダーマンには親愛なる隣人との愛称がありますが、ホークアイのほうがその愛称にピッタリだなと感じます。
またコマ回りや見せ方が漫画的ではなく映画のカットのようでとにかくオシャレなんです。映画でホークアイが気になる存在になっている方‼是非ともこちらの作品を読んでみてください。
きっとホークアイの新しい魅力に気が付く事ができると思います。要チェックです。
デッドプール
アメコミなんて読まないし映画でMCUシリーズの作品を見たりもしないよって方でも、デッドプールの映画は見た事あるし好きだよって方多いのではないでしょうか?
日本でもかなり市民権を得ているデッドプール。私は人気がありすぎてデッドプールを読むのは少し見送っていたのですが、中古で安く売っていた事もあり読み始めてみました。なるほど人気がある訳が分かりました。
常におちゃらけて軽口を叩きながらも軽快にバッサバッサ敵を倒しているさまは、まさにアメリカンで日本の漫画とはまた一味も二味の違う楽しみや表現があるのだなと感じました。
映画やグッズだけじゃ物足りなくなってきたデップーファンの皆様‼こちらのコミックスを読み始めてください。珍しくこのシリーズには巻数が振られているので分かりやすいです。
スーパーサンズ
私が昨年読んだアメコミの中でも一番面白かったのは間違いなくこのスーパーサンズです。
この見た目からも分る通りスーパーマンの息子スーパーボーイ(ジョナサン・ケント)とバットマンの息子ロビン(ダミアン・ウェイン)がコンビとなり活躍する新世紀のヒーロー作品。
2人のヒーローが可愛いだけではなく、思春期真っただ中でしょっちゅうケンカをしてしまうロビンとスーパーボーイの水と油のようなコンビの掛け合いが面白いです。
今までのDC作品を読んでなくとも内容はほぼほぼ理解できますし、日本漫画の影響も随所に見られるので親しみやすく読みやすい。何も難しい事を考えずに読み続ける事ができるので、初心者の一冊としてはもってこいの作品です。
ロビンが気に入った方には彼が所属するティーン・タイタンズの作品もオススメです。是非チェックしてみてください。
バットマン/NOEL
こちらは単体作品でしかもかなりの変わりダネ。バットマン:ノエルです。
この作品なのですが…なんと有名な『クリスマスキャロル』をバットマンでやっちゃおうぜ~って作品なんです。なので内容的には皆様もご存じの通りって感じです。
読むまではバットマンでクリスマスキャロルって面白いのかな?と思っていたのですが、これが見事にマッチしていて自分の中でもかなりお気に入りの一冊となりました。
著者のリー・ベルメホさんの画風はかなり劇画タッチではあるのですが、それがまたクリスマスキャロルと言う悲壮感と優しさの混合した作品に合っていたのです。
鬼畜な面が強調されているバットマンがみれるのもポイント。ちょっと季節外れな作品ではあるのですが、是非ともオススメしたい一冊です。
ウォッチメン
アメコミを紹介する上で外せないのがこちら。ウォッチメンです。こちらの作品も単体の作品なのですが、ただのヒーロー作品ではありません。
昔ヒーローが実際に存在し活躍していて、そのヒーロー達の引退後におこる事件を描いた作品になります。
アメコミファンの中では良作として有名なウォッチメンなのですが、作風がもうTHEアメコミって感じでページ数も多く読みにくいのでアメコミに慣れてきてかつ小説を読むのも好き‼って方にオススメです。
私は先に実写映画を見てからコミックを読みましたが、映画はかなりコミックに忠実に再現されているので、先に映画をみて内容を把握してからコミックを読んでみるのも良いかもしれませんね。
原作者のアラン・ムーアさんも有名な方なので要チェックですよ‼キャラクターとしては哀愁ただようロールシャッハがおすすめです。
是非とも貴方に最良の一冊を
さて今回のアメコミ紹介はいかがでしたでしょうか?
オススメしたい翻訳アメコミ作品は沢山あるのですが、アメコミを全く読んだ事がない方へ最初の一冊を紹介するとなると毎回迷ってしまいます。その人がアメコミに求めている事やキャラクターなんかによってもオススメは変わってきますもんね。
アメコミ紹介する時のブログのテーマとしては、他の作品を知らずに読み始めても内容を理解できるって事です。私のブログを参考にしてアメコミを読み始めましたって方がいらっしゃいましたら凄く嬉しいです。
これからもアメコミ映画の公開は沢山控えていますし、それに伴って翻訳本の出版もこれからもっと増えていく事が予想されます。是非とも楽しいアメコミライフをお過ごしくださいね。
それでは今回はこの辺で。次のアメコミ記事はこちら
→【MARVEL、DC】初心者にオススメ‼最初アメトイ選び‼【STARWARS、SPAWN】