以前のブログ記事【初心者でも楽しめる】アメコミ翻訳本‼最初の一冊オススメはこれだ‼【MARVEL、DCどんと来いっ】の中でもキック・アスがアメコミ翻訳本初心者でも読みやすくてオススメですよと書きましたが、今回のブログではこのキック・アスを更に更に深堀していきたいと思います。
まだこれからアメコミ最初の一冊を探すところだよ~って方へも、アメコミに慣れてきた方へも超オススメなので是非とも私のブログを参考にしてもらえると嬉しいです。
キック・アスがどうして初心者向けなのか
私の主観になってしまうのですが、いくつかの点を挙げていきたいと思います。
①劇画タッチの多いアメコミの中でキック・アスは漫画的なイラストなので、日本の漫画に慣れている私達にとってはとっつきやすいです
②クロスオーバーがないのでキック・アスだけを1巻から順番に読めば物語が楽しめる。予備知識なしでアメコミを読めるのは貴重な作品かもしれません。
③物語の主人公が強くなく、逃げたり諦めたりヘタレな部分も共感が持てて楽しいです。
以上の3点はキック・アスの魅力であり、初心者でも楽しめる所以なのかと思いました。
キック・アスの大まかなあらすじ
平凡なオタク青年のデイヴは、ある日ヒーローになることを決意した。
ネット通販で揃えた自前コスチュームでさっそく街へ出るデイヴだったが、なんの特殊能力もない彼は、逆に街のチンピラにボコボコにされてしまう。
が、その捨て身の行動がYouTubeにアップされ、ヒーロー“キックアス”として一躍時の人に!やがて彼は、高度な訓練を受けた殺し屋少女“ヒットガール”と出会い…?
倫理コードギリギリの超問題作、ついに日本語版で登場。
※Amazonより抜粋
ヒーローが現実世界にいたら
もしも本当にスーパーヒーローが現実の世界にいたとしたら?それがこのキック・アスのテーマの一つになっています。
どうしてテレビやアニメの中では沢山のヒーローがいるのに、実世界にスーパーヒーローがいないのか?主人公デイブの疑問に応えるかのように戦闘シーンはかなりグロテスクに描かれています。
決して綺麗な部分だけを描くのではなくリアルな殺人を描く事により、現実と虚構の違いを明確に表現しています。しかしだからと言って物語が真面目なだけにならないよう、コミカルな部分もあって読んでいて本当に飽きません。
物語の進むスピード感やテンポも心地良いです。
キック・アスの世界を更に楽しもう
さて今回のキック・アスの紹介は如何でしたでしょうか?少しでもキック・アスの魅力に触れていただけたら嬉しです。
さらにこの3冊を読んで面白いと思ったら主人公キック・アスのサイドキックであるヒットガールのスピンオフ作品も翻訳されていますし、かなり原作に忠実な映画も2作品公開されておりますので、是非キック・アスの世界を心いくまで楽しんでください。
特にヒットガールの人気はコミックスでも映画でも物凄いので、ハマってしまう人はかなりハマってしまう事間違い無しです。
それでは本日はこのへんで。次の記事は大人気キャラクターのシャザムの翻訳本についてです
→【アメコミ翻訳】THE NEW 52!シャザム!:魔法の守護者を読もう【オススメするには訳がある‼】