本日はDCコミックスのTHE NEW 52!シリーズの作品の一つであるシャザム!魔法の守護者のご紹介をしたいと思います。
最近映画にもなって大人気なシャザムなので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?既に映画を見たよって方も大勢いらっしゃる事でしょう。ちなみに私シャザム大好きです。
翻訳されたシャザムのコミックスは今現在こちらの作品のみとなっているので、とりあえず手に取ってみてください。とても楽しめるはずです。
シャザムってかなり歴史が古いらしい
正直映画化されるまで私はシャザムと言うキャラクターを知りませんでした。
映画のCMからかなりコミカルな作品なんだろうなと印象だけを持っていたのですが…しかしなんとコミックス初登場は1940年の2月というのでその歴史の深さにビックリです。
しかも登場当初のキャラクター名は「キャプテン・マーベル」だったそう。ちょっとその辺りの話しをすると長くなってしまうので興味のある方はWikipediaを参照してみてください。
シャザム!魔法の守護者の大まかなあらすじ
“魔法”が栄えていた時代は終わり、世界は何世紀にもわたって科学に支配されてきた。
今、一人の少年によって“魔法”が蘇ろうとしている。少年の名はビリー・バットソン。15歳のどこにでもいる問題児だ。彼はやさぐれた態度の奥に、善の心を隠し持っていることを見込まれ、古の力を受け継ぐ者として選ばれたのだ。
しかし一方で、古来の眠りより目覚めた邪悪な存在、ブラックアダムがビリーの力を狙っていた。迫り来る脅威に立ち向かうため、ビリーは“シャザム!”と唱える…すると心は少年のまま、身体は大人のスーパーヒーローへと変身した!
彼は街を、仲間たちを守ることができるのか?
※Amazonより抜粋
見た目は大人、頭脳は子供
シャザムの面白い部分はやはりそのコミカルさにあると思います。
主人公が子供なのに変身すると大人になりスーパーパワーを得る訳ですから、そのパワーの使い方も子供っぽさが出ていてとても可愛いんですよね。
そして孤独だった少年が家族の愛や優しさを知る事により、本当の意味で大人に成長していく、その過程もとても微笑ましいです。
歴史は深いけど新しいタイプの次世代ヒーローとしてこれからも沢山活躍してほしいです。
アメコミに慣れたい方に大推薦したい作品
さて今回のアメコミ翻訳シャザムの紹介は如何でしたでしょうか?私がアメコミ翻訳ビギナーの方にこの本を大推薦したいです。
その訳は劇画タッチなのに読みやすい部分にあります。大体のアメコミは劇画タッチで初見では読みにくいです。しかしこのシャザムの翻訳本は劇画タッチなのにアートが見やすく、話しも分かりやすいのでスラスラ読む事ができます。
この劇画タッチなアートに慣れる事は、アメコミ作品を楽しむ為に必要不可欠な部分だと私は思うのです。
そして映画と翻訳本の両方をご覧になられた方には分かっていただけると思うのですが、映画はかなり原作に近く作られているのも高ポイントです。
アメコミは映画とコミックスが全く別物というのがセオリーでございますので、ここまで近いのも珍しいです。
なので映画を観てシャザムを好きになった方がコミックスを読んでも、読みたいのはこれじゃないよって裏切られた気持ちにはならないと思います。
是非ともシャザムからアメコミの世界に足を踏み入れてみてくださいっ。
それでは本日はこのへんで。次の記事はMs.マーベルの翻訳本の紹介です
→【アメコミ翻訳】Ms.マーベル【読むなら今がチャンス‼】