バットマンのオススメ翻訳本の紹介【アメコミ翻訳】THE NEW 52!バットマン:梟の法廷【超オススメ】のブログ記事は読んでいただけましたでしょうか?
今回は第二弾バットマン喪われた絆の紹介です。
本作ではバットマンの宿敵でスーパーヴィランのジョーカーが登場し、これでもかと言わんばかりにゴッサムシティとバットファミリーに狂気をバラまきます。
アメコミヒーロー作品ではあるのですが、ホラー要素もふんだんに盛り込まれていますので、グロテスク表現が苦手な方は閲覧注意です。
大人気キャラJOKERの魅力が詰まっている作品
ジョーカーが活躍するアメコミ翻訳と言えばこのバットマンキリングジョークが有名です。
昨年映画JOKERが公開された時には一時、書店から在庫が消え入荷待ちになるほどでした。ページ数は少ないのですが、ジョーカーの狂気がダイレクトに伝わってきて、まさにジョーカー入門編となっております。
しかし今回紹介する喪われた絆もキリングジョーク以上にジョーカーの魅力が沢山詰まっているので是非とも読んでもらいたいです。
もちろんキリングジョークを読まずに喪われた絆を読んでも問題はないので安心してください。
バットマン喪われた絆の大まかなあらすじ
1年前、自らの顔の皮を剥ぎ取り、アーカム・アサイラムから忽然と姿を消したジョーカー。
だが、それは大いなる脅威の序章に過ぎなかった! そしてヤツは再びゴッサムシティに姿を現した。恐るべき企てとともに。
アルフレッド、ゴードン本部長、キャットウーマン、そして歴代ロビン……次々と襲われるバットマンの仲間たち。数多のヴィランたちをも巻き込んで繰り広げられる、ジョーカーの常軌を逸した計画をバットマンは止められるのか?
関連各誌にまたがって展開した、ニュー52バットマン初の大型クロスオーバー、ついに刊行!
※Amazonより抜粋
クロスオーバーも合せて楽しもう
バットマン喪われた絆シリーズは
①喪われた絆
②喪われた絆〈上〉
③ジョーカー:喪われた絆〈下〉
の三冊から成り立っています。
メインの物語は①の喪われた絆で完結し、②と③ではメインストーリーの裏側での出来事を描くサイドストーリー集となっております。
前作の梟の法廷でクロスオーバーの魅力にはまった方は、今回も是非ともメインストーリーとサイドストーリーを合せて楽しんでもらいたいなと思います。
三冊まとめて読んで一つ物語が浮かび上がってくる、そんな芸術性も感じます。
JOKERの魅力や怖さを改めて実感
これは私個人の感想なのですが、ジョーカーの魅力は特殊能力を何も持たない普通の人間だと言う事です。
とは言えバットマンは本人も味方もヴィランも特殊能力を持たないキャラクターが多いです。
それなのにどうしてJOKERは他のキャラクターよりもカリスマ性に溢れているのでしょうか?どうしてここまで多くの方に愛され怖がられるのでしょうか?
頭の可笑しな狂人が自分の正義や意義の為ではなく、ただジョークを楽しむかのように人を殺していきます。そこにはきっと妙なリアリティーがあります。だから皆がリアルにジョーカーを恐れ、それなのに彼に惹かれるのです。
皆様がこの作品に触れそれぞれにジョーカーの魅力を再確認してもらえたら嬉しいです。それでは本日はこのへんで
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