アメコミは音楽で例えるとクラシック音楽に似ていると思います。
キャプテン・アメリカもスパイダーマンもバットマンもスーパーマンも何十年も前にこの世界に生み出されました。そして今まで長い年月をかけて色々なライターやアーティストの方々の手によって描かれたキャラクター達は、様々な表情を私達に見せてくれ楽しませてくれています。
中には自分には合わないな~とか読みにくいなと思う作品もある事でしょう。しかし描く人が変わると作品もガラッと変わるので底が尽きない楽しみがあります。
本日は個人的に好きなアメコミアーティストの方達をご紹介したいと思います。
是非作品を読む時の参考にしてください。
ジム・リー(Jim Lee)
ジム・リー(1964年8月11日~)は、韓国系アメリカ人でアメコミの有名なアーティストとして知られています。
彼の絵は繊細で迫力があり見る者を圧倒させます。個人的にはやはりアニメの影響もあり、彼の描くX-MENが馴染み深いです。
ガンビットは長年X-MENを手がけてきたクリス・クレアモントと共に、ジム・リーが共同作家として手がけました。私はガンビットがクールで大好きなので一気にジム・リーのアートの魅力にはまってしまいました。
是非チェックしてみてください。
グレッグ・カプロ(Greg Capullo)
グレッグ・カプロ(1962年3月30日~)は、アメリカ出身のアメコミアーティストである。
アーティストとして『スポーン』『バットマン』などを手掛けてきました。コミックの以外の仕事では『コーン』などのメタルバンドのアルバムジャケットも手掛けています。
私が昨今アメコミにハマったきっかけはバットマン梟の法廷の彼のイラストを見てと言っても過言ではありません。純粋にとてもカッコいいアートを描く方だなとの印象を持ちました。
迫力もあって書き込まれているのにコミックとして読みにくくはならないのでストレスを感じません。是非梟の法廷読んでみてくださいね。アメコミ初心者の方にも超オススメです。
トッド・マクファーレン(Todd McFarlane)
トッド・マクファーレン(1961年3月16日~)は、カナダの漫画家、作家。『スポーン』の作者として知られています。
私と同世代の方であればアメコミと言えばSPAWNを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?90年代アメコミ、アメトイブームに火をつけた立役者と言えばこの方です。
日本でもスポーンブームはとてつもなく勢いがありました。それは彼のイラスト力に裏打ちされたモノだと言って間違いないでしょう。どのキャラクターもカッコよく、大人だけどアメコミ好き‼と胸をはって言えるようになったのはSPAWNのおかげなのかなと思います。
SPAWNが世に出る前と後では明らかにアメコミに対する世間の目は変わりました。
マイク・ミニョーラ(Mike Mignola)
マイク・ミニョーラ(1960年9月16日~)は、アメリカ合衆国の漫画家。
カリフォルニア州バークレー生まれ。『ヘルボーイ』の作者として知られています。
最近私が大好きなヘルボーイ。その作者がマイク・ミニョーラです。彼の絵の魅力はなんとも独特な部分にあると思います。平面的で影が多く、どのキャラも奇妙に撫で肩なのですが愛らしいです。
ヘルボーイは画集も出ていますので是非ともチェックしてみてください。
アレックス・ロス(Alex Ross)
アレックス・ロス(1970年1月22日~)は、アメリカ人のアメリカン・コミックス作家。
コミックのアートを写実的に描くことで高く評価されています。しかし非常に遅筆であるため、主にカバーアーティストとして活動することが多い。
私は以前もアレックス・ロスの描くマーベルズの紹介をしたのですが、彼の絵は最高にアートです。コミックスで読むよりもアート集等でじっくりと味わいたくなるようなイラストを描きます。
是非機会があればこのマーベルズを手に取ってみてください。今までの貴方のアメコミのイメージが一気にくつがえりますよ。
アメコミの選び方の一つ
さて今回のアメコミアーティストの紹介は如何でしたでしょうか?
アメコミの選び方の一つとして、アーティストを追いかける方法があるんだと分っていただけたと思います。
好きなアーティストが出来たらその方の描く作品がX-MENでもBATMANでも読みたくなるものです。逆に今までそんなに好きなキャラじゃなかったんだけど、この人の描くと不思議と好きだなってこともある事でしょう。
沢山の作品を読んで、沢山の方のアートを楽しんで、どっぷりとアメコミの世界に浸ってみてください。
それでは本日はこの辺で。次はアメトイ専門店についての記事です
→【MARVEL】アメトイ‼都内で買えるお店紹介【DC】