2022年3月11日ついに『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が日本公開となりました。
さっそく観に行ってきたので、ネタバレをしない程度に映画の紹介、感想をお伝えしたいと思います。
最近のDCコミックスの映画は個人的にヒットな作品が多いので、公開日を今か今かと楽しみにしていました。
それでは紹介していきましょう。
監督・キャスト
監督
マット・リーヴス
キャスト
ブルース・ウェイン / バットマン
演 – ロバート・パティンソン
セリーナ・カイル / キャットウーマン
演 – ゾーイ・クラヴィッツ
エドワード・ナッシュトン / リドラー
演 – ポール・ダノ
ジェームズ・ゴードン警部補
演 – ジェフリー・ライト
カーマイン・ファルコーネ
演 – ジョン・タトゥーロ
ギル・コルソン検事
演 – ピーター・サースガード
アルフレッド・ペニーワース
演 – アンディ・サーキス
オズワルド・“オズ”・コブルポット / ペンギン
演 – コリン・ファレル
ベラ・リアル
演 – ジェイミー・ローソン
ドン・ミッチェル市長
演 – ルパート・ペンリー=ジョーンズ
トーマス・ウェイン
演 – ルーク・ロバーツ
マーサ・ウェイン
演 – ステラ・ストッカー
アニカ・コスロフ
演 – ハナ・ハルジック
ウィリアム・ケンジー麻薬捜査官
演 – ピーター・マクドナルド
ピート・サベージ本部長
演 – アレックス・ファーンズ
マッケンジー・ボック署長
演 – コン・オニール
マルティネス巡査
演 – ギル・ペリッツ=アブラハム
ザ・ツインズ
演 – チャーリー・カーヴァー
あらすじ
物語はブルースがバットマンとして悪と戦い始めて2年目。
大富豪だけが狙われるという謎の連続殺人事件が発生し、バットマンはその謎を解き明かしていく。
ブルースは犯人のリドラーに命を狙われる中ゴッサムの闇を解き明かにする。
※Wikipediaより抜粋
原作はTHE NEW 52!
映画はオリジナルストーリーなのですが、原作はおそらくTHE NEW 52!シリーズの作品と思われます。
映画を観る前に『バットマン:ゼロイヤー 暗黒の街』と『バットマン:ゼロイヤー 陰謀の街』を読んでおくと、より映画を楽しむ事ができます。
この2冊はバットマン原作初心者の方でも分かりやすく、楽しく読めるのでオススメです。
感想
バットマンのリブートは相当勇気がいると思います。なぜなら『ダークナイト』という大作と、どうしても比べられてしまうから。
それでも制作された本作。さぞかしキャストもスタッフも気合を入れて臨んだに違いありません。
その結果…。大ゴケです。3時間返してほしいくらいつまらなかった。
バットマンの魅力と言えば濃いキャラにあると思います。本作もキャットウーマン、ペンギン、リドラー、ファルコーネ、アルフレッド等お馴染みのキャラが沢山出てくるのですが、キャラが全員薄すぎて仕方なかったです。味のしないガムを3時間噛まされ続けているような感じでした。
特に今回のメインヴィランであるはずのリドラーが最悪でした。バットマン・フォーエバーのジム・キャリーやGOTHAMのコーリー・マイケル・スミスと比べるのは酷な事ですが、それ以前の問題です。エドシーランに似た青年が一生懸命にサイコパスを演じている姿は痛々しく、興ざめでした。
そして肝心なバットマンがカッコ悪い。いつもは映画を観た後フィギュアやグッズが欲しくなるのですが、今回は記憶から抹消したくなりました。バットモービルも全然かっこ良くなかった。
良かった点はバットマンとゴードンの事件捜査シーン。今までのバットマンではあまりフューチャーされなかったシーンなので興味深かったです。また音楽が良かった。余計な音はカットされ、シーンに合うか合わないかだけにフォーカスされていて映画に合っていました。
あまり良い感情を持たなかったTHE BATMAN-ザ・バットマン-ですが、ダークナイトの時を思い出してみると前作バットマンビギニングが最悪で、そこからの持ち直してのダークナイトでしたから、もしかしてマット・リーヴス監督は次回作の為にわざと今作をつまらなくしたのではないでしょうか。だとしたらこの監督相当やり手なのかもしれません。
次回作には是非期待したいです。次回の記事では映画モービウスをご紹介。